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一人で悩まず、気軽にサポートを求めよう 子育ての悩みや不安を軽減するために

一人で悩まず、気軽にサポートを求めよう

子育ての悩みや不安を軽減するために

親子でつきあえる友だちは子どもにもママにもメリット大

ママ友とのつきあいに悩む人の多くは、相手に気を遣いすぎたり、自分を良く見せようとして、疲れてしまうようです。人間関係も満点を望まず、60点で良しとしましょう。時にトラブルがあったり、つきあう煩わしさがあっても、ママ友がいた方がメリットは大きいもの。日頃、食が細い子が友だちと一緒だとしっかり食べたり、他の子の様子を見てブランコがこげるようになったり、子どもは互いに刺激を受け合い、一緒に成長します。

子ども同士で遊んでくれると、ママもひと息つけますね。複数の親子で過ごす方が、子育ては断然ラクになります。悩みを分かち合い、自分の弱さや本音をさらけ出せるママ友の存在は、子育てする上で大きな心の支えになるはず。気に入らないところがあっても、多少のことは目をつぶり、柔軟につきあうようにしましょう。

子育ての悩みQ&A

Qあまり離乳食を食べてくれません。がんばって作っても、食べてもらえないとガッカリします。<11カ月の男の子のママ>

 

A 毎日、外へ連れ出していますか? たくさんハイハイしたり遊んだりして、お腹がすけば、食べるようになるものです。まずはしっかり遊ばせましょう。離乳食作りは無理せず手抜きでOK。作るところを見せたり、一緒に食卓について「おいしいね」とママ自身が食べて見せると、子どもも一緒に食べ始めるでしょう。

 

Q育児書や雑誌を読み、自分の子どもが当てはまらないと心配になります。大らかな気持ちで、子どもと向き合えたらいいのですが……。 <1歳10カ月の女の子のママ>

 

A あれこれ読めば読むほど、情報に惑わされてしまう一方。それよりも親子が集まる場所に出かけ、さまざまな子どもに出会ってみましょう。よその子どもを抱っこして、肌身で感じてみることが大事。「いろいろな子どもがいるんだ」とわかると、 気持ちもおおらかになりますよ。

 

Q同年代の他の子と比べて、言葉が遅い気がします。こちらの言うことは理解しているようですが、わずかな単語を話す程度です。<1歳5カ月の男の子のママ>

 

A 日頃から子どもに話しかけていますか?子どもが何か欲しているときも、先回りして言葉を代弁せず、自分で言わせ、ゆっくり聞いてあげましょう。1歳半健診で、言葉の発達に関しても医師が診断してくれます。個人差はあるものの、2歳を過ぎても、あまり言葉が出ないようなら、地域の子育て支援の窓口などに相談してみましょう。

Q眠る時や昼間もひんぱんに指しゃぶりをしていて気になります。やめさせた方がいいでしょうか? <11カ月の女の子のママ>

 

A 子どもは口に何か触れていると安心します。指しゃぶりをする子には夜泣きが少ないと言う人もいますし、寝入る時はあまり気にしなくて大丈夫。昼間ぼーっとしていて指が口に行きがちであれば、手遊びをしたりモノを使って遊ぶ工夫を。遊びに集中するようになると、指しゃぶりは減っていきます。

 

Q夫の仕事が忙しく、帰宅はいつも深夜。育児に協力してくれません。<2歳10カ月の男の子のママ>

 

A 平日が無理なら休日、子どもの相手を頼んではどうでしょう。釣りやスポーツなど、パパ自身が楽しめる趣味に子どもを連れ出してもらうのも大事。一緒に過ごすことが親子の絆を深めます。「さすがパパ」とほめながら、上手に育児にまきこみましょう。

 

Qわが子は感情の波が激しいよう。遊んでいたと思ったら、突然お友達をたたいてしまいます。 <2歳6カ月の男の子のママ>

 

A言葉でうまく伝えられないとか、相手の反応が面白いからとか、2歳の子どもなりにたたく理由はあるもの。たたかれた相手の気持ちや、たたかないで言葉で伝えることを繰り返し教えましょう。子どもたちが一緒にできる楽しい遊びを提案して、気持ちを切り替えてあげるのが一番です。

 

取材・文/中野洋子

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