コーナーを飾ってみよう!
子どもが描いた絵、折り紙やねんどなどの作品、どうしていますか?
増えて困るけど、捨てるには忍びないし……と悩むママは少なくありません。子どもの制作物の整理の仕方、楽しみ方について、収納アドバイザーの吉川圭子さんに教えていただきました。
吉川圭子さん
整理収納アドバイザー。「Standard+」代表。モノの整理の仕方次第で、暮らしやすい生活空間を実現できることを、メディアや講座などで提案している。小学二年生と年中の双子の、3人の女の子のママ。
壁棚で展示コーナーを演出
壁に棚を取り付けて、小物や作品を飾るコーナーを演出。バラバラの折り紙作品や絵も、1枚の厚紙やボードにスクラップするとおしゃれ。
新しい作品ができたらチェンジ!
子どもが新しく描いたら、絵の入れ替えを。中身が変わるたび新鮮な印象に…。一度飾ると子どもも満足するので、躊躇せず処分できます。
お絵かきは額装すると立派に…
子どもの絵は、額に入れるだけで見栄えが違うもの。リビングの壁に貼ると、家族みんなの目にふれて、子どもの満足度もアップ!
片付けやモノの整理をする中で、扱いに困るのが想い入れがあって捨てられない子どもの制作物。収納を考える前に、まず「何を残したいのか」の優先順位を整理しましょう。
「こんなものが作れるようになった」とわが子の成長を楽しめるのは、飾って整理する方法。リビング、玄関など、つねに家族や来客の目にとまる場所に飾るのがおすすめ。見えるところに置いて、話題にしたりほめてあげると、子どもの自信になります。
入れ替えは新しい作品ができたタイミングで。一時期飾って楽しんだら、処分するものは写真データにすると、成長記録として残せます。さらにアルバムやフォトブックなどにコメントを添えて保存すると、見返した時に楽しめます。
子ども用の小物は引き出しに収納
画用紙や工作道具、文房具などの小物は引き出しに収納を。奥行きの浅い横長タイプなら、引き出しやすく全体が見えて、子どもにおすすめ。
立体物はまとめて飾ると楽しい
下駄箱やリビングの収納棚の上は、立体作品の展示コーナーにピッタリ。『○○ちゃんギャラリー』とプレートを作るなどの演出もおすすめ。
長期保管用の箱を用意して
ファイルや書類ケースなどを利用するとスッキリ保管できます。子どもの成長の節目に見直したり、「箱は2つまで」などとルールを決めましょう。
撮影/福田依子 取材・文/中野洋子