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親子で節電生活!

暮らしを見直し

親子で節電生活!

東日本大震災をきっかけに、節電への取り組みは「やった方がいいのは分かっているけれど…」といった意識から、「各自が積極的に!」と変わりました。そしてそれは、地球温暖化対策や、子どもたちの未来のためにも役立つこと。「電気を無駄に使わないようにしよう!」ということは、子どもが小さなうちから教えられます。負担になりすぎず、楽しみながら、親子で節電に取り組んでみましょう。

節電アイディア1

水遊び感覚で打ち水、水やりで涼をとる

夏場の電気使用量で大きな割合を占めるのがエアコンです。つまり、節電するには、いかに涼をとるかがポイント。そこで、打ち水や花の水やりを“子どものお手伝い”にしてみましょう。水遊び感覚で、楽しくできるお手伝いになります。
 
打ち水は、節水も考え、お風呂の残り湯などを使い、朝夕の涼しい時間帯に、日陰や風通しのよい所にまくのが鉄則。水が“ゆっくりと”蒸発し、冷やされた空気が涼をよびます。日差しの強い時間帯や場所では、水分が急激に蒸発して蒸し風呂状態になることもあるので、気を付けましょう。

節電アイディア2

エアコン代わりに緑のカーテンやすだれを使って

ここ数年、夏になると注目される緑のカーテン。朝顔、ゴーヤなどのツル性植物で作るカーテンです。節電につながるだけでなく、地球温暖化対策といった視点からも緑の大切さを子どもに伝えられるいいチャンス。成長が早い植物も多いので、思い立ったら早めに取り組みましょう。
 
緑のカーテンを育てている時間や余裕がなければ、窓の外にすだれを取り付けるのも手。その際、熱気の通りがよくなるように窓から少し離すようにします。打ち水と同じく気化熱を利用するために、霧吹きで湿らせておいてもいいですね。
※すだれの使用は、風が強い日はNG。きちんと屋内に取り込みましょう。

節電アイディア3

親子で楽しくぞうきんがけ競争!

日々の家事で欠かせない掃除は、拭き掃除を中心にしてみては? 節電になるばかりか、ホコリが舞い上がりにくいというメリットもありそうです。
 
床拭きは、子どもと一緒にぞうきんがけ。ゲーム性をもたせて、競争してみると、家事時間が親子コミュニケーションの時間に変身! 小学生になると、学校でもぞうきんがけや掃除を自分たちでするようになります。小さなうちから掃除をすることに自然に取り組んでおくといいですね。

節電アイディア4

子どもの食べこぼしは洗濯板で一緒にゴシゴシ

子どもが小さなうちは、食べこぼしで服が汚れるなんて、日常茶飯事。ケチャップやソースがついた食事用エプロン、がんこなどろんこ汚れがついた靴下などは、洗濯機に入れる前に洗濯板で部分洗いしてみましょう。
 
洗濯板は、子どもにとって物珍しいもの。「やりたい~」なんて言ったときは、入浴時に子どもと一緒にゴシゴシ洗い。お風呂場でなら、どんなに子どもがジャブジャブ洗いしても、周囲が濡れることに気をもまずにすみますし、お風呂の残り湯を使って洗えるので、節水にもなります。

節電アイディア5電気を使わない遊びで
子どもの脳もイキイキ!

 

 

子どもの遊びも見直してみましょう。電気を使うゲーム類を控えて、電気を使わない折り紙やボードゲーム、トランプやカードゲームにしてみたり、テレビをやめて絵本にしてみては?

日頃、ゲームをやってもいい時間を決めているのになかなか守れていない……という子だったら、節電をひとつのきっかけとして、もう一度遊び時間のルールを見直してみましょう。

ゲームを親子で手作りするのも楽しそうです。わが家のすごろくを作ったり、空き缶を並べてボールを頃がして倒したり……。電気を使わない遊びを、親子で考えてみてはいかがでしょう。

イラスト/サカモトアキコ 取材・文/山田じな

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