赤ちゃんの肌にもやさしい石けんって、どんなところで作られているの?どうして肌にやさしいの? 実際に工場にお邪魔して、ひとつひとつの作業をママの目でチェック!そこにはやさしさのヒミツがたくさんありました。
釜炊き(ケン化)
この大きな釜の中で、パーム油やアボカドオイルなどの良質な天然油脂と苛性ソーダを反応させて石けんの素を作ります。釜炊き職人は、味見して石けんの出来具合をチェックしています。
恵美子ママも、今回特別に体験。「石けんを味見するなんてビックリ!石けんの素は少し塩気がありました。啓夢は不思議そうな顔で見てましたね」
型打ち
とろとろだった“石けんの素”は乾燥されて、ほんわり温かい石けんバーになって流れてきました。それがマイナス25℃に冷却された金型にガチャンと挟まれます。
製品チェック
出来上がった石けんは、一つずつ目視で確認します。手肌にやさしい無添加石けんなので、検査は素手で行っています。少しでも欠けたり、傷があったりするものは、また練り直しの工程へ戻るので、無駄が出ないのです。「包装のフィルムも、中味が酸化しにくいものを使っているんですって!」
最初は、大きな釜がたくさん並んだ「石けんの素」をつくるところから見学。釜の中には、ぽこぽこと炊きこまれている、石けんの素が入っています。石けん職人は、1週間から10日間かけて、気候や天然油脂の状態で変化する石けんの素の熟成を見守っています。石けんの素は、何度も熟成と反応を繰り返して炊きこんでいき、石けんと廃液に分離させ、純度の高い石けんの素だけを取り出します。
釜炊き職人が石けんの素を作る作業は、目で見て音を聞いて、指で触れてみて、味をみます。石けんの素と、廃液を分けるために天然塩を入れ、味がまろやかになったら「石けんの素」のできあがり! こうしてじっくり丁寧に作ることで、天然の保湿成分を含む石けんが出来上がるのです。その後、「石けんの素」は乾燥され、いろいろなタイプの石けんになっていきます。
香料、着色料、酸化防止剤を使用していない石けん成分のみの無添加石けん。それが、天然の成分だけで作られているシャボン玉の無添加です。無添加石けんは、洗った後に出る石けんカスや排水が海や川にいる微生物の栄養源になって分解され、環境にもやさしく、自然界の生態系のサイクルが守られています。自然から生まれたものは、自然に還るのも早いということですね。
右は佐々木恵美子ママ&啓夢くん(1歳6カ月)左は、シャボン玉石けんの新原さん
「工場内では、私たちも白衣を着たのですが、啓夢は、それを見て泣き出してしまいました。どうやら、お医者さんと勘違いしたよう。涙もつかの間、次々に登場する大きな機械や、流れてくる石けんに夢中! とても楽しかったです!」
●ベビーソープを使ってみました
洗った後、しっとり保湿されたような感覚がしました。デリケートな子どもの肌はもちろん、部分的にかさつく私の肌にもやさしく使えました。
シャボン玉石けんの工場見学に行ってみよう!
シャボン玉石けんでは、工場見学を実施しています。
無添加石けんへのこだわりや、石けんや洗剤のことなどが、よくわかります。
●工場見学は完全予約制です。
詳しくはホームページか電話で確認を。
TEL.093-791-4800
E-mail:kengaku@shabon.com
※団体(10名以上)は小学5年生以上
※社会科見学は小学校3年生以上
(今回は取材のため、1歳6カ月の啓夢くんの同行を特別に許可いただきました)
ベビーシリーズ大好評!
シャボン玉ベビーシリーズは、低刺激で保湿性に優れたアボカドオイルと、上質な天然の植物性油脂で作られているので、デリケートな赤ちゃんの肌をやさしく洗いあげます。
(全ての方にアレルギーや刺激が起こらないということではありません)
アボカドオイル使用で、
やさしく保湿!
アボカドは栄養価が非常に高く「森のバター」といわれてます。そのアボカドの果実から圧搾されたオイルは、肌にやさしい不飽和脂肪酸を多く含んでいるので、肌に余分な刺激を与えません。また、ビタミンやミネラルが豊富で保湿性に優れています。
赤ちゃんはもちろん、敏感肌や乾燥肌の子どもから大人、高齢者まで、全身(髪、顔、体)洗えます。
泡タイプなので、片手で赤ちゃんを抱えながら手軽に使えます。
赤ちゃんの肌や口に直接触れる衣類のお洗濯にぴったりです。手肌にやさしいので、手洗いにもおすすめ。アボカドオイルを使用し、よりふんわり柔らかく仕上がるので、柔軟剤は不要です。
読者モデル/佐々木恵美子ママ&啓夢くん(1歳6カ月) 撮影/北村寛和 読者モデル募集中