親子で一緒に作ってみよう!
今回から、新シリーズのスタートです。パパ料理研究家の滝村雅晴さんが提唱する「子手伝い」で、親子のクッキングタイムを楽しみましょう!
お手伝いまではいかないけれど、子どもがちょっと手伝ってくれる、そんな子どものお料理参加を「子手伝い」と名付けています。本当に簡単なことから参加できるので、子どもにとっては遊び感覚でお料理に接することができます。「どんなことをさせればいいの?」と聞かれると「とのさまかこむ」と覚えてくださいと答えています。年齢に応じてできる簡単なことでも、立派な子手伝いです。
一番大事なのは、無理やりさせないということ。子どもはすぐに飽き
るので、途中でやめてしまうこともあるでしょう。飽きても「ちゃんとやりなさい」と押し付けるのではなく、飽きたらその日はおしまい。また次の機会にさせましょう。「できたね」「助かったよ」と、楽しく感謝しながらお料理に触れ合うことで、子どもが料理を好きになるでしょう。自分が尊重されている気持ちも育まれます。
パパ料理研究家。ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。日本パパ料理協会会長飯士。YouTubeビストロパパCHANNELで、料理教室動画配信中。料理教室、講演のほか、各メディアでも活動し、パパ料理の普及・啓蒙を行う。NHK「きょうの料理」にも出演。
(写真の1人前)
ごはん | 1合 |
すし酢 | 大さじ1.5~2※市販のものでも |
まぐろ | 1切れ |
鯛 | 1切れ |
ほたて | 1切れ |
サーモン | 1切れ |
茹でえび | 1切れ |
きゅうり | 適量 |
卵 | 1個 |
塩 | 少々 |
サラダ油 | 少々 |
※飾りの白ごまやいくら、添えたガリや大葉はお好みで。
読者モデル/高橋美里ちゃん(5歳) 撮影/高野長英 取材・文/山田治奈