指先運動にもなる
大人なら、子どもサイズマフラーを30分から1時間程度で編み上げることができるゆびあみ。編み棒を使わないので、子どもの取り組み制作にもぴったりです 。
同じ長さのものを2本、3本とつなげると、好みの太さのマフラーにできます。色を変えてもおしゃれです。毛糸は太目を選びましょう。
編み棒を使わないゆびあみは、子どもにとって指先の運動にもなり、脳を刺激してくれる手遊びです。最初の一段ができてしまえば、あとは同じ作業の繰り返し。単純作業ながら、目に見える成果がうれしく、コツコツとはまってしまって、集中力も養われます。
集中力が切れたら、無理強いせずにそこで終了。冬までにゆっくり時間をかけて、完成させてみましょう!
[1]親指に、時計と反対回りに毛糸を2~3重巻きつけて
[2]写真のように、手前から中指の奥、薬指の手前、小指の奥に毛糸をかけ
[3]小指で手前に折り返し、薬指の奥、中指の手前、人差し指の奥に毛糸をかける。
[4]人差し指の最初にかけた毛糸の下から、後からかけた毛糸をひっぱると
[5]写真のような輪ができるので、輪の中に人差し指をかけて
[6]手前の毛糸を、人差し指の後ろに送ります。
[7]毛糸の先を小指側に渡したら、次は中指をあみます。渡した毛糸の下から、中指にかかっている毛糸をひっぱって輪を作り、中指を入れて、毛糸を中指の後ろに渡します。これを薬指、小指と繰り返し、折り返し。小指から人差し指側の手前に毛糸を渡し、1 段目と同様に1 本指ずつ輪を作って、毛糸を後ろに渡していきます。この繰り返しで、好きな長さまで編みこみます。
[8]手の甲側に、編みこまれて行きます。最初に親指にかけた毛糸は、数段編んだ時点ではずしてもOKです。
[9]好みの長さまで編んだら、一番最初に親指にかけていた毛糸をひっぱり、先をつぼませます。反対側も編目がほどけないように、穴に1本毛糸を通してひっぱり、毛糸がほどけないように結びます。
[10]マフラーの両端に、ぼんぼんを自由に結び付けたら、完成!
読者モデル/西田麗愛(れいあ)ちゃん(3歳)&任美ママ 撮影/福田依子 取材・文/山田治奈