こねて、丸めて、粘土遊びの延長に!?
生地からのピザ作りなんて大変そう……と思っていませんか?今回は、発酵なしの簡単レシピなので、週末のおやつなどにもピッタリの一品です。お子さんにとって、遊びの延長として楽しめる親子クッキングになること請け合い。ぜひお試しください!
今回の子どものお手伝い=子手伝いは、ピザの生地をこねるところからスタート。粘土遊びやお砂場遊びの延長で楽しめる作業なので、子どもにとっても楽しみながら参加できるお料理です。お料理は、がんばってすることではなく、楽しんでできることから。声掛けするときも、「がんばって」というよりも「楽しいね」「上手に丸くできるかな?」といった遊び感覚を刺激するような声掛けをしましょう。
トッピングには、秋野菜をたっぷり使いました。最近は、通年スーパーでみかけられる野菜も多いですが、季節を感じる感性を、食材を通して育んであげられると、日本の四季を豊かに感じられる情緒も育っていくはず。発酵いらずの簡単ピザです。親子で楽しみながら作ってみてくださいね。
パパ料理研究家。ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。日本パパ料理協会会長飯士。YouTubeビストロパパCHANNELで、料理教室動画配信中。料理教室、講演のほか、各メディアでも活動し、パパ料理の普及・啓蒙を行う。NHK「きょうの料理」にも出演。
(2~3人分)
◆生地
強力粉 | 200g |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ベーキングパウダー | 小さじ1.5 |
塩 | 2つまみぐらい |
砂糖 |
2つまみぐらい |
ぬるま湯 |
100cc |
◆トッピング
しめじ | 1/4パック |
ごぼう | 1/2本 |
かぼちゃ | 80g |
さつまいも | 4センチ |
れんこん |
4センチ |
ミニトマト |
8個 |
ブロッコリー | 1/4株 |
ピザ用チーズ | 適量 |
[生地]
1.ボウルに湯以外の材料をすべて入れて混ぜてから、ぬるま湯を加えてしっかりこねる。粉っぽくなく、ひとかたまりになったらラップに包んでしばらく(10分以上)寝かせる。
[トマトソース]
2.鍋にスライスしたにんにくとオリーブオイルを入れて火にかけ、香りがたったら薄切りにした玉ねぎを鍋に入れて炒める。しんなりしたらトマト缶のトマト、ローリエ、水を入れ、木べらでトマトをつぶしながらトロトロになるまで弱火で煮詰める。塩少々加えて味を調整する。
[トッピング]
3.クッキングペーパーの上で、1の生地を好みの大きさに等分し、のし棒でピザ型に丸く伸ばす。フォークで生地全体に穴を開け、2のトマトソースをスプーンで薄く塗る。
4.いしづきを切ってばらしてさいたしめじ、薄切りにしたごぼう・かぼちゃ、薄切りにイチョウ切りしたさつまいも・れんこん、トマト、ブロッコリーなどをお好みでをトッピングし、ピザ用チーズをかけ、軽くオリーブオイル(分量外)をたらして、オーブンの鉄板にクッキングペーパーごとのせる。
5.250度に余熱しておいたオーブンに4のピザをのせた鉄板を入れて8分~(ピザの大きさによって異なるので加減する)焼いてできあがり。
モデル/栗原檀くん(2歳) 撮影/福田依子 取材・文/山田治奈