家族みんなでお鍋を囲もう!
今回のテーマは、子どものお手伝い=子手伝いレシピ「体がぽかぽか温まるしょうが入りのちゃんこ鍋」です。家族みんなでひとつの鍋を囲める幸せを分かち合いながら、心もほんわか温まりましょう!
パパ料理研究家。ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。日本パパ料理協会会長飯士。YouTubeビストロパパCHANNELで、料理教室動画配信中。料理教室、講演のほか、各メディアでも活動し、パパ料理の普及・啓蒙を行う。NHK「きょうの料理」にも出演。
子どもをとりまく食のトラブルのひとつに、「コショク」があります。一人で食事をする孤食。同じ食卓を囲みながらもそれぞれが自分の好きな、別のものを食べている個食などです。コショクによって、栄養バランスが片寄ったり、社会性や協調性が育まれないなどの影響も懸念されています。
将来的に子どもが成長するにつれ、孤食となる日も来るでしょう。そのような状況になっても、乳幼児期に食生活の土台作りができていれば安心です。
お鍋は、家族や仲間同士が同じ食卓を囲み、ひとつの料理をつつきあうもの。ひとつのものを取り分けてシェアし、おいしさを分かち合うこともできます。ぜひ家族で、お鍋で心も体もぽかぽかと温まる体験をしてみましょう。
<鶏だんご入りちゃんこ鍋>
(2~3人分)
ねぎ | 1本 |
にんにく | 1片 |
しょうが | 1片 |
ごぼう | 1/4本 |
にんじん |
1/4本 |
白菜 |
1/16カット |
小松菜 | 3~4株 |
こんにゃく | 1枚 |
木綿豆腐 | 1丁 |
生ラーメン | 1玉 |
ごま油 | 大さじ2 |
<たれ>
生卵 |
人数分 |
ぽん酢 | 適量 |
(鶏だんご)
あさつき |
10本 |
鶏ひき肉 | 500g |
卵 | 1個 |
しょうが | 1片 |
みそ | 大さじ1 |
片栗粉 | 小さじ1 |
白ごま | 小さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
水 |
1200cc |
酒 | 100cc |
出汁こんぶ | 1枚 |
1.ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りに。ごぼうは千切りにする。
2.にんじんは薄切り、白菜・小松菜はざく切り、または子手伝いとして手でちぎる。こんにゃくは、スプーンでちぎり下茹で。木綿豆腐は食べやすい大きさに切る。ラーメンは熱湯で茹でる。
3.あさつきを小口切りにし、Aの材料をすべて混ぜ合わせて練る。ひと口サイズのだんごにして熱湯で下茹でする。
4.鍋に1を加えてごま油で炒め、Bを加えた後、具材を入れて煮込む。煮えたら、器に生卵とぽん酢を溶きスープを少し入れ具を取り分けて食べる。ラーメンは、あとから加えてもよし。
※食卓で鍋を使って調理する場合は、やけどにくれぐれも注意してください。
読者モデル/宮結人くん(2歳)&舞ママ 撮影/福田依子 取材・文/山田治奈 読者モデル募集中