お弁当にも大活躍!
春。子ども達の進級とともに、お弁当作りがスタートしたママも多いのでは?今回は、毎日のお弁当に大活躍の卵焼きを、バリエーション豊富にご紹介します。
パパ料理研究家。ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。日本パパ料理協会会長飯士。YouTubeビストロパパCHANNELで、料理教室動画配信中。料理教室、講演のほか、各メディアでも活動し、パパ料理の普及・啓蒙を行う。NHK「きょうの料理」にも出演。
子どものお弁当には、何か一品子どもの好きなものを入れたり、緑・赤・黄といった彩りを入れたり、おかずが飽きないようにするといった工夫が必要です。卵焼きは、アイディアひとつで具材や形のバリエーションが広がって、お弁当に大活躍。愛情弁当の愛情はそんなちょっとした工夫からプラスされるものですよね。
卵焼きは、ちょっと型崩れしたなと思っても、あたたかいうちなら巻きすなどで整えればきれいにまとまります。それを利用して、いろいろな形にも挑戦してみると楽しいですよ。
<出汁巻き卵>
(3~4人分)
卵 | 3個 |
出汁(水) | 大さじ3 |
塩 | 3つまみ |
しょうゆ | 小さじ1/2 |
昆布出汁のもと |
小さじ1/2 |
※以下からお好みで1種セレクト
ちりめんじゃこ |
大さじ3 |
にら *5mm幅に切る | 1茎 |
かつお節 | 1つかみ |
1.ボウルで卵と出汁を溶き、具材のいずれかを入れて混ぜ合わせる。
2.卵焼き器に油(分量外)をまんべんなくひき、1の1/3量を入れて卵焼き器全体に広がるように動かし菜箸またはフライ返しで奥から畳みながら弱火で焼く。固まってきたら奥に移動させて少々の油をひき、1/3の卵液を入れて同じように焼いて、卵液がなくなるまで繰り返し焼いてできあがり。
[形バリエーション]
●ひょうたん形
焼き上がった卵焼きを、熱いうちに上下に菜箸を挟んで巻きすで巻き、輪ゴムで固定し、冷ます。
●ハート型
焼き上がった卵焼きを2~3cm幅に切って断面を上にして寝かし、斜めに1/2 等分して片方を裏返し、切り口を合わせる。
ちくわ | 1本 |
きゅうり | 縦1/4本 |
塩 | 少々 |
卵 | 1個 |
海苔 |
大判1枚 |
1.ちくわの穴にきゅうりを入れる。
2.塩を加えて卵を溶き、卵焼き器を火にかけて油(分量外)をしき、卵焼き器全体に卵が広がるように流しいれて弱火でじっくり焼く。
3.卵表面も固まったら巻きすの上にのせ、海苔をのせる。1を手前に置き巻きすで巻き、巻すが広がらないように輪ゴムでとめる。冷めたら輪切りにする。
読者モデル/角田恵令奈(えれな)ちゃん(2歳)&恵ママ 撮影/高野長英 取材・文/山田治奈