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離乳食が終わったらどうすればいい? 魚を使った幼児食レシピ

離乳食が終わったらどうすればいい?

魚を使った幼児食レシピ

離乳食が終わったら、幼児食の時期。消化機能の発達や、歯の成長に合わせた食事を引き続き心がけます。味付けも、4~5歳になるまでは大人より薄味を心がけましょう。今回は、魚を使った幼児食のレシピをご紹介します。

滝村雅晴さん

滝村雅晴さん

パパ料理研究家。ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。日本パパ料理協会会長飯士。YouTubeビストロパパCHANNELで、料理教室動画配信中。料理教室、講演のほか、各メディアでも活動し、パパ料理の普及・啓蒙を行う。NHK「きょうの料理」にも出演。

魚好きの子どもになぁれ!

幼児食時期は、離乳食と比べて与えられる食材の幅は広がりますが、食べやすさや味付けにはまだまだ工夫が必要です。
 

近頃は魚離れの傾向にあり、肉類ばかりが食卓に並ぶご家庭も多いようですが、魚には子どもの成長に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。魚好きに育てたいなら、離乳食の出汁から味に慣れさせるのが一番。出汁をとるのは大変というイメージがあるようですが、鰹節を入れてそのまま 鰹節を食べてしまってもいいですし、昆布も入れるだけで手軽に出汁がとれます。魚は、離乳食では白身からスタートし、徐々に赤 身、完了期から青魚もOKになります。
 

カジキマグロには、メカジキとマカジキの2種類があり、メカジキは白身で、マカジキは赤身。今回はマカジキを使いました。

よくカジキマグロという名前で出回っていますが、マグロではなくカジキです。 切り身で売っていることが多いので、ママにも調理しやすい食材。小さなうちから魚になれさせてあげ、魚嫌いにならないように導いてあげられるといいですね。

 

ONE POINT

いんげんやにんじんを副菜として添えると色味も華やかになって食欲がわきます。鍋に塩を加えてやわらかくなるまで茹で、食べやすい大きさに切って添えるだけでOK。

カジキマグロのハンバーグ

[材料] (作りやすい量)

カジキマグロ 200g
たまねぎ 大さじ2*みじん切り
A  
・溶き卵 1個
・パン粉 大さじ3
・塩 少々
サラダ油 少々
ケチャップ 適量

 

[作り方]

カジキマグロとたまねぎをみじん切りにしてボウルに入れ、Aを加えてよく混ぜながら揉む。

❷①を6~7個等分にし、平たい丸型に形成する。

フライパンにサラダ油を熱し、を入れて焼き色がついたら裏返し、蓋をして1分30秒ほど弱めの中火で焼く。

中まで火が通ったら、皿に盛りつけてケチャップを添える。

 

離乳食後期~完了期に作るなら

◎白身魚を使えば、離乳食としても応用できます。
◎ケチャップなどは使わず、そのままの味で与えましょう。

カジキマグロの竜田揚げ

[材料] (幼児一人分)

カジキマグロ 100g
A  
・塩 少々
・片栗粉 小さじ1
・カレー粉 小さじ1/4
サラダ油 適量
にんじん 20~25g

 

[作り方]

カジキマグロに塩(分量外)を振って10分ほど置き汁気をキッチンペーパーでとる。
1口サイズ(1個10g程度)に切る。にんじんは短冊切りに切る。
ポリ袋にのカジキマグロとAを入れ、全体にからむように揉む。

小さ目のフライパンか鍋に高さ2~3mmの油を入れ、170度ほどに熱し、を入れてきつね色になるまで焼き揚げたらできあがり。

 

離乳食後期~完了期に作るなら

◎カレー粉の代わりに、青のりを使いましょう。
◎与えるときは、食べやすい大きさに崩してあげましょう。

撮影/長尾浩之 取材・文/山田治奈

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