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抱っこひもでの事故・ヒヤリハットは20%の使用者が経験


抱っこひも安全協議会では、2017年より抱っこひもの使用状況や事故・ヒヤリハット経験を収集し、会員各社の製品づくりや取扱説明書等での注意表記に活用するアンケートを実施しています。4回目となる2020年度は12月より1ヶ月間回答を受け付けました。その結果3726件の回答を得ることができました。

抱っこひもでの事故・ヒヤリハット経験は20%の使用者が経験しています。この3年間で31%(2018年)、26%(2019年)、20%(2020年)とこの3年間で11%の減少が見られました。ヒヤリハット経験時の使用状態は「対面抱っこ」72%が例年同様に高く、2020年度は「おんぶ」の使用時が高い結果となっていました。危険としては抱っこひもからの「落下」(76%)が圧倒的に高く、「乗せ降ろし」の時に経験する危険が多いと言えます。

ヒヤリハット事例とその状況は割合の量的変化はありますが、総じて同じ結果であると言えます。

第3位 かがんだ時(20%)子どもの仰け反り等が同時に起こりヒヤリとする
第2位 歩行中(21%)装着ミスによるすり抜け、仰け反り等の行動でヒヤリとする
第1位 乗せ降ろし(41%)バックルを留める時に意識が移る、子どものバランスが崩れるなどの時、同時に仰け反りやすり抜けが起こりそうになりヒヤリとする。

「抱っこひもの使用方法」や「子どもの成長」から、避けることは難しい事象です。だからこそ、事前にヒヤリハットの危険を周知することで防ぐことができると考えられます。

より詳しいデータと結果レポートは、抱っこひも安全協議会ホームページのNEWSにある結果報告をご覧ください。

抱っこひも安全協議会ホームページ:
http://dakkohimo.jp/

<2021/4/27>

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