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「親と子のホンネ俳句大賞」入賞作品10句を発表!


東日本旅客鉄道株式会社、東京都交通局、 東京地下鉄株式会社とセントラル警備保障株式会社は共同で提供する「改札通過通知サービス 『まもレール』」 に関連した、 「親と子のホンネ俳句大賞」を開催し、 2021年12月15日〜2022年2月15日の2ヶ月間で子どもから大人まで合計で5,809作品が集まりました。

ご応募いただいた作品の中から事務局による厳正な審査を行い、 入賞作品10句を決定しました。作品には、 子育てに励む親の心情や、 日頃なかなか口にできない子どもから親への感謝の気持ちなどが綴られた句が多く、 ご応募いただいた方々の親子の絆が垣間見えました。入賞作品10句は、 JR東日本「東京駅」、 都営交通「上野御徒町駅」、 東京メトロ「飯田橋駅」などの各駅へポスターとして掲出します。 お近くにお立ち寄りの際は、 ぜひポスターも探してみてください。


入賞作品のご紹介

◆最優秀賞
賞品:QUOカード10万円分(1名)

親ごころ わかる頃には 子も親に

(東京都/36歳/しばたくさん)

選評:子どものころに言われた言葉が、 親になった今、 身に染みて分かる…きっと誰しも思い当たる節があり、 親の愛情をこんなにも受けていたと、 実感されたのだと思います。
親への感謝と子どもへの接し方を考えるきっかけとなるような素晴らしい一句でした。

◆優秀賞

賞品:QUOカード5万円分(2名)

いってきます その瞬間から 待っています

(千葉県/36歳/ノブオさん)

選評:元気に「いってきます」と飛び出していく子どもと、 笑顔で送り出す親の様子が目に浮かぶ句です。 笑顔の裏では、 今日も何事もなく無事に帰ってきてほしいという願いが「待っています」という言葉に込められており、 子どもへの深い愛情を感じる一句でした。

改札を 抜けて広がる 子の未来

(神奈川県/27歳/みどりさん)

選評:改札から広がる新しい世界と、 まだ見ぬ将来への期待感、 そして希望があふれる清々しい気持ちになりました。 子どもの未来が明るく照らされたものであることを心から願う親御さまの深い愛情が伝わる一句です。

◆佳作

賞品:QUOカード1万円分(3名)

できるなら ついてゆきたい 親心

(神奈川県/22歳/こまめさん)

選評:進級・新学期など、 子どもが新しい一歩を踏み出す時期、 実は心配な気持ちでいっぱいなのは親の方であるというストレートな気持ちが伝わってきます。 そばにいてあげられたら…、 代わってあげられたら…と思う気持ちに、 胸がギュッと熱くなる一句でした。

「ほっといて!」 それができない おやごころ

(神奈川県/42歳/ATさん)

選評:自分は大人なのだからと強気に背伸びをしている子どもの様子が初句で良く伝わってきます。 二句・結句では、 愛する子どもの願いといえど、 それを差しおいてでも手助けをしてしまう親の気持ちが、 よく対比されている完成度の高い一句でした。

席どうぞ いつもは見せない 子の成長

(東京都/45歳/アンスマリンさん)

選評:席を譲ってもらう側だと思っていた幼かった我が子が、 いつのまにか席を譲る側へ成長した様子が描かれており、 心が温まります。 家庭の一員だった子どもが、 いつのまにか社会の一員となっていく様子を公共交通機関での利用シーンから切り取った秀逸な作品でした。

◆JR東日本賞

賞品:「四季島」タオルセット(1名)

最高の 親孝行は 「ただいま」よ

(東京都/42歳/おっかーマンさん)

選評:日常の中のワンシーンから、 子どもに対する大きな愛情が感じられる作品です。 普段子どもから何かをしてあげられていなくとも、 親にとって、 子どもが毎日安全に帰ってくることが何にも代えがたい望みであるという思いが伝わってきます。

◆都営交通賞

賞品:テラダモケイ都営交通編(3種類)(1名)

子の成長 毎日見守る 改札口

(埼玉県/46歳/チャッピさん)


◆東京メトロ賞

賞品:キッザニア東京 無料招待券(3枚)+東京メトロ24時間券(3枚)セット(1名)

気づいたら 娘の口癖 妻の真似

(埼玉県/36歳/さとぅーしさん)

選評:家族がとても仲良く、 会話が多いご家族なんだろうと自然と想像してしまう句です。 聞き手によって思い浮かべる情景が異なるようにいざなうフレーズとなっており、 その巧妙さが素晴らしいです。 個人的には苦笑いしてしまうような情景を連想してしまいました。

◆CSP賞

賞品:防災用品セット(1名)

お母さん 一緒がいいとか 言えぬ春

(福岡県/13歳/まおさん)

選評:二句の「一緒がいいとか」の「とか」という言葉に、 この他にも言いたい言葉をぐっとこらえている様子が伺えます。 自立しなければと思う気持ちと、 少し甘えたいという気持ちが混じりあう子どもが新しい一歩を踏み出す時期ならではの素敵な句だと思いました。


「親と子のホンネ俳句大賞」特設サイト
https://www.mamorail.jp/haikuend/end.php

<2022/03/23>

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