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キース・ヘリングの作品と活動を通して戦争と平和について学ぶ「キース・ヘリングと平和をえがこう」刊行・無料配布
中村キース・ヘリング美術館は、2024年7月10日にキース・ヘリングの作品と活動を通して戦争と平和、これからの希望に向けて子どもたちが「見て」「調べて」「考え」、自由な発想で将来を発想するためのワークブック「キース・ヘリングと平和をえがこう」を刊行します。広島・長崎原爆の日(8月6日[火]・9日[金])と終戦記念日(8月15日[木])に15歳以下の方を対象に各日100人に無料配布します。
ワークブックの特徴
1.子どもたちがヘリングと同じように未来に「平和をえがく」ことができるきっかけになるよう、全ページを画用紙と同じ素材で作成しました。色鉛筆やペンなどで自由に「自分で描く」ことができます。
2.「作品を観察する問いかけ」「自分で描く」「会話形式で伝える」この3段階を繰り返すことで、子どもたち自身の観察力、発想力を引き出す構成となっています。
3.本展覧会のために行った調査結果をまとめたヘリングの広島のエピソードの詳細を、物語形式で書籍として初掲載。子どもたちとともに核兵器について考える機会を作ります。また展覧会カタログのような書籍として、大人も楽しめる内容となっています。
ワークブック概要
邦題: | キース・ヘリングと平和をえがこう |
英題: | Drawing Peace with Keith Haring |
刊行日: | 2024年7月10日 |
概要: |
・全56ページ デザイン:Reiko Lauper イラスト:Sakura Fantasma |
価格 | 無料(15歳までを対象とし、無料配布を行う) ※中村キース・ヘリング美術館ショップにて部数限定販売 1,980円(税込) (無くなり次第終了) |
配布・販売について
夏休み中に以下のイベントに来場した、本を読むことができる年齢から15才までの子どもたちに、各日先着50名〜100名にワークブックの無料配布を行います。
1.広島・長崎原爆の日/終戦記念日開催イベント
「キース・ヘリングと平和をえがこう」ワークブック無料配布&ギャラリートーク
場所: | 中村キース・ヘリング美術館(山梨県小淵沢) |
概要: | ・戦争と平和について考える3日間、15才までのこどもたちに受付にて先着100名でワークブックを無料配布。8月6日から15日(9日間)は、オープンスペースにワークブックを体験できる子どもコーナーを拡大し、美術館内でワークブックを楽しめます。 ・午前、午後にはワークブックを題材にしたギャラリートークを実施。ギャラリートークは、子ども(5歳ごろ)から大人まで誰でも参加可能。 参加者にもワークブックを配布します。 |
日時: | <無料配布> 各日2回 各15名定員 午前の部:11:00〜12:00 (受付は10:00から) 午後の部:14:00〜15:00 (受付は13:00から) |
2.イベント「キース・ヘリングが見た広島」
キース・ヘリングは、壁画を描きたいと希望し、広島に訪れていました。この度、ヘリングの思いを伝えるため広島の子どもたちを対象に無料配布を行います。
場所: | 旧日本銀行広島支店 (広島市中区袋町5-21) |
概要: | ヘリングが広島を訪れた際のエピソードを資料や写真、映像、当時ヘリングが制作したポスターなどを交えて紹介する展示を中心としたイベント。ワークブックを用いたパネル展示とワークブックを毎日先着50名に無料配布。大人も子どももワークブックを入り口として楽しめるワークショップを常設します。 |
日時: | 2024年7月21日(日)ー 2024年7月25日(木)10:00〜18:00 |
夏休み明けの9月からは山梨県北杜市を中心とした県内小中学校、図書館等にも無料配布し、ワークブックを用いた美術館での校外学習の受け入れを行います。
中村キース・ヘリング美術館:
https://www.nakamura-haring.com/
<2024/07/11>
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