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「ダイナソーキッズ きもちのえほん」シリーズ最新作『おこりたくないおこりんぼのラノ』 発売
個性豊かな恐竜の子どもたちが主人公の絵本の世界で、恐竜たちと一緒に「きもち」を感じる絵本シリーズが、この「ダイナソーキッズ きもちのえほん」シリーズです。最新作は、一番人気の恐竜、ティラノサウルスの子どもラノが主人公です。
『おこりたくないおこりんぼのラノ』はこんなお話
ティラノサウルスといえば、恐竜の中でも群を抜いて恐ろしい肉食の恐竜として有名です。そんなティラノサウルスの男の子が主人公というと、強くて少し乱暴な子どもを想像しますが…。実はイメージに反して、このお話の主人公のラノはお花が大好き。いつもお花のにおいをかいでいます。他のティラノサウルスの子どもたちが好きなお相撲ごっこや狩りの練習は苦手です。
ラノはお花に囲まれてひとりでいたいのに、ラノがおとなしいのを知って、トロオドンという小さな恐竜たちが、ラノが触られるのを嫌うしっぽをくすぐったり、かみついたり、いたずらをしかけてくるのです。花のにおいをかいで、じっとがまんしているラノも、しつこいトロオドンたちのいたずらに、イライラが爆発して、「ガオ〜」と吠えて、つい怒ってしまいます。
ラノは最後には自分がなんで怒っているのか、どうすれば怒らずにすむのか気がつきます。どんな子どもも、ラノのように自分のいらだちを抑えきれずに怒ってしまうことがあるはず。きっとこの絵本を読めば、自分のいらだつ気持ちにどう向き合えばいいのかヒントをもらえるはずです。
アンガーマネジメントがテーマの絵本の中でも、異色の視点!
通常、「アンガーマネジメント」がテーマの絵本は、「怒ってしまうあなた自身が、怒りを我慢しましょう」「あなたが怒りを爆発させないように、努力しましょう、さあ、深呼吸をして」的な視点で描かれることが多いようです。しかし、本書は違います。怒る側にも理由があることを知り、周囲が怒っている子に対して、「あの子はどうして怒っているのか」と考えることを提案する絵本なのです。
巻末に特長あり! 絵本を読んだ後に「きもち」について考える機会を
各巻の巻末にある企画ページの「おうちの方へ」では、幼児期の言葉の発達が専門の國學院大學・吉永安里(よしながあさと)教授の監修のもと、読後に絵本の理解を深めるための「問いかけ例」を掲載しています。 また、「問いかけ例」の掲載意図など、吉永安里先生からのメッセージも掲載しています。
「ダイナソーキッズ」公式サイトでは、絵本に未掲載の「問いかけ例」と併せて、読者の皆さまから寄せられたお子さまたちのリアルな声を拾った「回答例」を挙げています。
https://gakken-ep.jp/extra/dinosaurkids/
『おこりたくないおこりんぼのラノ』動画
同時発売は『たまごをまもるやさしいテゴ』
『おこりたくない おこりんぼのラノ』と同時発売の絵本は、『たまごをまもるやさしいテゴ』です。こちらはステゴサウルスの子どものお話。ラノとはまた違った性格の子どもが主人公です。ぜひ併せてお読みください。
本書概要
タイトル: | 『おこりたくないおこりんぼのラノ』 |
作・絵: | いりやまさとし/監修:吉永安里 |
定価: | 1,430円(税込) |
発売日: | 2024年11月7日 |
判型: | 187×200mm/28ページ |
電子版: | あり |
発行所: | 株式会社 Gakken |
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<2024/11/11>
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