2004/1/29
◆子育て家族のアウトドア講座 第12回◆
子育て「親子キャンプ防寒対策/料理編」
寒い季節のキャンプでよく作る料理は以下のようなものです。基本は、簡単に作れて冷めにくい汁物です。パスタや焼き物はすぐに冷めてしまうので、家族でのキャンプには向いていません。汁物は、翌朝などに温め直すだけですぐ食べられるのもポイントです。
@豚汁・・・もはやアウトドアクッキングの定番ですね。食べる時にバターを落としてもイケますし、子供達が辛いものが苦手じゃなければ、アレンジしてキムチ鍋にしてもいいですね。
Aうどん・・・濃い目のおだしを作って、地元で仕入れた根菜や茸を入れて、最後にうどんの麺を入れ、ほぐれたら完成。簡単かつエネルギー補給もできる冬キャンプの味方です。各地の食材で作るので、毎回違った味が楽しめます。
味噌味なんかもオツなものです。
Bポトフ・・・鍋に水とベーコンとコンソメスープの元を入れ、ざく切りにしたキャベツ、セロリ、じゃがいも、粗引きウインナー、玉葱などを入れ、月桂樹の葉を1,2枚入れて煮込むだけ。あとは時間が美味しさを引き出してくれます。キャベツの甘味が出たポトフは最高ですね。バリエーションとして、ロールキャベツを入れてもOKです。翌朝、このスープでおじやを作ったら、最高です。
ダッチオーブンで作る煮込み料理も捨てがたいのですが、寒い中でダッチオーブンを洗ったり手入れするのが大変なので、我が家では敬遠しています。
と、我が家の例を参考に、防寒について書いてきました。とにかく、寒くてはキャンプをまったく楽しめなくなってしまいますので、子供達のいるキャンプの場合には、過剰過ぎるくらいに防寒対策を行い、キャンプに挑んでください。「寒い」ということは、暖かい季節のキャンプとはまったく違う次元の面白さを発見できると思います。ぜひ、ご自身でその面白さを発見してください。
寒い夜は汁物に限る。 立ち上る湯気を見るだけで暖かい |