2005/9/15
◆子育て家族のアウトドア講座 第39回◆
「バンダナの使い方」
バンダナとは、絞り染めまたは更紗(サラサ)模様を染め抜いた木綿の布のことをいいます。ハンカチーフとして用いたり、首に巻いてスカーフのように用いたりします。ウエスタン・ルックの首元に巻くアクセサリーとして知られているが、日本では、アウトドアシーンのシンボル的アイテムとなっています。
ヒンディ語のバンドゥヌ(bandhnu=絞り染め)の語からきていて、もともとは、シルク製で縞や丸い絞り染め模様のついた派手なものだったそうで、現在では同じ大きさの更紗染めや、班模様をプリントしたものを指します。
アウトドアシーンでのバンダナの用途はたくさんありますので、それをご紹介したいと思います。
(1)頭に巻いて帽子(日射病の予防)
(2)首に巻いて首筋の日焼け止め
(3)額に巻いて汗止め
(4)手首に巻いて汗止め
(5)腕を骨折した時の腕吊り
(6)マスクのように口に巻いて埃よけ
(7)水の汚れをこすフィルター代わり
(8)帯状にして包帯
(9)ねじって非常用ロープ
(10)コーヒー豆を入れて岩にぶつけて豆を砕く
(11)コーヒーフィルター代わり(豆は荒挽きがベスト。パーコレーターに合います)
(12)ランチョンマット(アウトドア気分を出すために)
(13)車のヘッドレストカバー(時々見かけますね)
(14)帯状にしてベルトの代わり
(15)タープやテントの張り綱に結んで目印
(キャンプの時、張り綱につまずく人が多いので)
(16)魚を掴む時にぬるぬるしない(どんな布でもいいんだけど)
(17)袋状にして、野いちごや山菜を摘む時の籠代わり
バンダナのサイズですが、1辺が55〜60cm程度の大判のものが使い勝手がいいです。このサイズのものをキャンプの時に3、4枚用意しておきたいものです。子どもの帽子を忘れた時には、さっと頭にかぶせましょう。