2007/5/10
◆子育て家族のアウトドア講座 第71回◆
「ペットボトル湯たんぽ」
秋から春にかけてのキャンプ、特にキャンプ場は山の中(標高の高い場所)にあることが多いので、予想以上に冷え込んで寒くて眠れない思いをすることがあります。それ相応の寝袋(シュラフ)を用意している場合ならいいのですが、昼間晴れて暖かかったから、と油断して寒さ対策のウェアや道具を持っていっていなかったら、寒くて辛い夜になってしまいます。
そんな時に、応急的に活躍するのがペットポトルです。サイズはもちろん大きい方がよく、1.5〜2リットルサイズのペットボトルを用意します。用意するというか、キャンプでは飲み物としてお茶やジューズをペットボトルで購入することが多いでしょうから、小さなものは購入せずに大きなものを購入しておきます。そして、夜、寒くなったら、空になったペットボトルに、ちょっと熱いお風呂くらいに沸かしたお湯を満杯に入れて、蓋をしっかりと閉めて寝袋の中に入れて寝ます。これでかなり暖かく眠れますし、何よりも湯たんぽ体験のほとんどない現代の子どもたちは、湯たんぽと一緒に寝る、という行為自体を喜んで楽しみます。もちろん、最近は湯たんぽを使っている家庭も少ないでしょうから、大人も楽しめますよ。