2007/6/28
◆子育て家族のアウトドア講座 第74回◆
「お父さんのシューズ」
子どもたちは、服装がどうであれ、シューズがどうであれ、何も気にすることもなくフィールドを駆け回り遊ぶことができます。しかし、日頃運動不足の日々を 送っているお父さんは、服装の違い、シューズの違いが精神的疲労、肉体的疲労につながります。特にシューズは、ツボが集まっている足の裏や運動の要である足首などに直接影響するイクイップメントなので、きちんとしたものを選びたいものです。さすがに、仕事に履いていっているような革靴を履いてくる方はいないと思いますが(オートキャンプブームが到来した時代には、そんな人もいたのです!ビックリ!!)、アウトドア遊びに適していないシューズを履くと、ちょっとしたことで疲れにつながりますし、極端な場合には怪我にもつながります。
例えば雨が降ったキャンプ場。地面がぬかるんでしまった場合、キャンプ場内を移動するだけでも転倒の危険がありますし、たまたまその時に料理の入った鍋を持っていたとしたなら・・・。ソール(靴底)のパターンが適したものを選んでおきましょう。また、雨の場合、シューズの中に水が浸入してきますが、アウトドア用のものであれば、多少の防水性を持っていますから、水の浸入を緩和できます。
また、日中、子どもたちと山道をトレッキングしたり、渓流の岩の上を歩いたりする場合には、足首、足の裏を想像以上に酷使し、疲労します。特に柔らかいソールのシューズだと必要以上にそれらの力を使いますので、疲労が加速します。固めでグリップ力があり、足首までサポートしてくれるトレッキング用のシューズが適しています。
仕事が始まる休日明けに少しでも疲れを残さないためにも、足元を固めてフィールドで遊びましょう。それに遊んでいる最中にお父さんが足を痛めてしまってはどうしようもないですからね。