2007/8/30
◆子育て家族のアウトドア講座 第78回◆
「昔流ちょっとした野遊び」
ドライブの途中や散歩の途中で、ちょっと遊べるネタをご紹介したいと思います。お父さん方は、やったことがあるものばかりだと思います。
【草相撲】
腕相撲に指相撲、紙相撲に虫相撲、日本には相撲と名のつく遊びがたくさんありますね。ここで紹介するのは、オオバコという植物の茎を使った草相撲です。二人以上で遊びます。まず、公園やキャンプ場の草地でオオバコを探しましょう。
1.まず、なるべく固い丈夫なオオバコの茎を摘みます。
2.相手の茎とクロスさせて、茎の両端をしっかりと持てばスタンバイOK。
3.「よーい、ドン!」と合図をし、お互いに引っ張りあっこします。
4.切れてしまった方が負けです。
一度やると「もっと強い茎を探そう」と何度もやりたくなります。小さな子どもでも勝てるゲームなので喜びます。
【水面で石がはねる】
小石の多い川原のある水辺に行くと、やりますよね。上手に投げられた時には、石が水面を何度もピョンピョンピョンピョンと飛び跳ねていくのが快感です。
1.まずは石探しです。掌に収まるくらいのなるべく平べったい丸い石を探します。大きすぎると重くて肩に負担がかかるので、小さめのものを選びましょう。
2.水面に向かって、水平になるようにサイドスローで石を投げますが、気持ち水面に対して少し角度をつけて(石の前の方が少し上に上がるように)で投げるとうまくいきます。
3.投げた石が水面をピョンピョンと跳ねたら大成功!何回跳ねるか、家族や仲間で競います。
でも、注意点があります。くれぐれも周りの人に石が当たらないよう注意して投げましょう。水の中に入っている人がいる場合はもちろん厳禁です。
【草の冠】
これも公園やキャンプ場の草地でできる遊びですね。クローバー(シロツメクサ)やレンゲの茎の部分を繋げて作る冠です。短く作ればブスレットに、長めに作れば首飾りにすることもできます。花の冠や首飾りと言えば、女の子の遊びのようですが、小さい子どもであれば、男女問わず熱中して作ってくれます。
1.クローバー(シロツメクサ)やレンゲ草などを茎をなるべく残した状態で集めます。
2.茎と茎を編んで頭に乗るサイズの大きさにつなげていきます。
輪っかにして頭に乗せれば完成です。
クローバーは春から秋までありますが、レンゲは春先にしかありません。