2008/5/29
◆子育て家族のアウトドア講座 第96回◆
「ヘッドランプの威力」
キャンプの夜、テントサイトはランタンなどの灯りで照らされているので、その灯りが届く範囲の行動であれば問題はありません。しかし、テントサイトから離れた暗闇の中で行動をしなければならないことも多々あります。トイレや炊事場に行ったり、昆虫採集や星座観察等に出かけたり、とけっこう暗闇の行動が多いのです。そこで活躍するのが、懐中電灯なのですが、手で持たなければならないので、転倒した時に体を支えられないなど、危険が伴います。そこでおすすめなのがヘッドランプです。名前の通り、頭に装着するタイプのライトです。
ライトを頭に装着することで、両手が自由に使えるため、安全性が高まります。おまけにライトを落として破損する心配もありませんし(実はフラッシュライトを口に加えて、焚き火の上でカレーのルウをかき混ぜていて、そのルウの中にライトを落としてしまった経験があります)、頭に装着することで、探検隊気分も味わえます。
また、昔のフラッシュライトやヘッドランプは電球でしたが、最近のものは、LEDになって明るいうえ、消費電力が小さくなっていて電池の寿命が長く、LEDは球切れもほとんどないので長く使えるという性能的にもエコ商品として進化しています。価格だけで選ぶことなく、電球かLEDかはチェックして購入しましょう。