2008/11/27
◆子育て家族のアウトドア講座 第107回◆
「リペアキットの用意を忘れずに」
基本的にヘビーデューティに造られているので、ハードな使い方をしても、簡単には壊れたり、破れたりしないのがアウトドアグッズのいいところです。
しかし、そのヘビーデューティさや機能を実現するために、特殊な構造や特殊な素材が採用されている場合も少なくありません。万が一の場合、壊れたり、消耗したりしてしまった場合に、他の物で代用が効かないものもありますので、事前に用意しておきたいものです。
テントやシュラフ、空気で膨らませるタイプのスリーピングマットの生地が破れてしまった場合には、破れた部分を塞ぐようなパッチが同じブランドから販売されているのが一般的です。専用の接着剤も付属していますので、出かける前に使い方を覚えておきます。また、リペアキットではありませんが、テントの防水性を維持するために、シームシーラーや撥水スプレーなどがありますので、性能が落ちてきたと感じたらそれらでメンテナンスしておきたいものです。
ガソリンを使うタイプのランタンやストーブ(バーナー)は、年月が経つとジェネレーターがダメになってしまいますので、そろそろ壊れるかな、と感じたら、交換用のジェネレーターも持って出かけるようにしましょう。ジェネレーターの交換には、専用の工具が必要な場合もありますので、要チェックです。
これは消耗品の類いになると思いますが、ランタンのマントル、ライターの石、フラッシュライトの電池等も用意しておきたいものです。