2009/3/19
◆子育て家族のアウトドア講座 第112回◆
「お父さんのスキルアップ道具」
忙しいサラリーマンお父さんが、土日は家族と過ごすことができても、自分の時間を確保して子どもたちから尊敬されるようなスキルを身につけることはけっこう難しいのが一般的ではないでしょうか?
家族でキャンプ場に行ったけど、キャンプ場に暗くなってから到着した上、購入したばかりのテントをその場で初めて設営したので、テントを立てるだけで時間がかかりぐったりしてしまったとか、うまく火が起こせなかったとか、そんな話を時々聞くことがあります。アウトドア遊びは、自然が相手の遊びなので、マニュアルを読んだり、想定で活動することはけっこう難しかったりします。
釣りの場合もそうです。
釣り竿や仕掛けは、釣り場の環境や潮の干満、気候の変化に合わせて異なるので、ぶっつけ本番では釣れないばかりか釣りをすることさえできない場合もありますので、少ない時間でも事前に練習はしておいた方がよいと思います。
例えば、こんな道具があります。パックロッドと言って、短く収納できるようになっている釣り竿です。一般的に50cm前後に収納することができますので、これにリールとルアーをセットすれば、出張先の港や河口で釣りをすることができます。最近は、リールもコンパクトになりましたので、一泊出張くらいのバッグにも収納可能です。こんな道具を持って出張に出かけ、アルコールの時間を少し我慢して、釣りの事前レッスンを行い、週末の家族との楽しい釣りの時間に備えてはいかかでしょうか?
ルアーでは、例えば海の場合、カサゴやメバル、アジといった小型の魚から大きい時は90cmを超えるスズキ(シーバス)まで狙うことが可能です。