2009/6/4
◆子育て家族のアウトドア講座 第115回◆
「牛乳パックで氷」
キャンプは、クーラーボックスに入れて持っていく食材や飲み物を保冷するために氷を一緒に入れて持って行くわけですが、その氷はどのように調達していますか?
毎回、スーパーやコンビニエンスストアで買ってはいないでしょうか?
氷を買うとお金がかかるだけでなく、そのビニール袋も現地でゴミになってしまいます。キャンプで使う氷は、自宅で作ってしまいましょう。
飲み干してしまった後の牛乳パックで作ります。氷が完成するのに時間がかかるので、キャンプに行く5日ほど前から準備しましょう。
牛乳パックをしっかりすすいで綺麗にし、9分目程度の水をいれ冷凍庫で凍らせます。クーラーボックスの大きさに合わせて必要な数だけ作りましょう。目安としてはクーラーボッスクの底面に敷き詰められるくらいでしょうか。たったこれだけの作業ですが、自分で作った氷ということも大切なことだと思います。ちょっとしたひと手間でコストをかけずにゴミも減らせることの大切さが学べます。キャンプの時の準備作業として、子どもたちがやること、と決めてもいいですね。
参考までに、最初から割ってあるロックアイスよりも、氷の塊である板状の氷の方が長持ちするようです。もちろん、溶けてしまったら飲み水や手を洗う水として活用しましょう。