2009/11/12
◆子育て家族のアウトドア講座 第120回◆
「むかご採り」
10月から11月にかけて、むかご(零余子)という小さな芋が山菜として採集できます。芋と言っても、土の中ではなく、地上にできます。
むかごとは、自然薯(山芋)の蔓にできるもので、茎が肥大化して形成された肉芽と言われるもので、5mm〜10mm程度の小さな芋です。多い時には、1つの蔓だけで大小合わせて100個以上のむかごが付きます。
自然薯の蔓につく葉は、ハートを縦長くした形状をしており、黄色に色づくので比較的容易に見つけることができます。このむかごと呼ばれる小さな芋は、美味しく食べることができます。
食べ方は、塩茹でしたり、揚げたり、炒めたり、ご飯と一緒に炊いたりしても美味しく食べることができます。生のものをシャキシャキとそのままで食べるのを好む方もおられます。塩茹でし軽く塩をふったものをビールのつまみにすれば最高です。
採ってきたむかごを何粒か、庭の隅にまいておけば、1,2年後に庭でむかごを収穫することもできます。