2013/8/2
◆子育て家族のアウトドア講座 第145回◆
「魚捕り網と捕虫網の違い」
夏のアウトドアの醍醐味のひとつと言えば、自然の中で生き物を捕まえること。しかし、川や池で魚や水生昆虫を捕まえる網と草木にとまる昆虫を捕まえる網が違うことを意識している人はどれくらいいるでしょうか?それぞれ使うシチュエーションに合わせて特化しているので、購入する時は注意しましょう。
■魚捕り網は、川底や岩に網の先端が当たるので、フレームが太く強度があり、網の糸が破れてしまわないようにガードが付いています。また、足元の水中を探るので、柄はそんなに長くありません。
■捕虫網は、手のとどかない木の高いところや近づくと逃げてしまう草木に止まっている昆虫を捕まえるために柄が長く(長いものでは5メートルを超えるものもある)、網の中に入った昆虫が飛んで逃げないように網が長くなっています。また、魚捕り網のように網が破れないようにするガードはついていません。
※写真1:網のフレームの先端部分が直線になっていて金属製のガードがついています。
※写真2:ガードがついているので、水底にガツガツぶつけても網が破れないので安心です。