◆第2回◆
僕のもの?、、、5歳 二人の息子はよくけんかします。 大概の場合、これは僕のもの、うんにゃ僕のものと、
おもちゃの取り合いが原因でけんかになる場合がほとんどです。 ある日のこと、いつものけんかがなかなか終わらないので
珍しく仲裁に入ることにしました。
「これは誰のもの?」、、、
「これは空!」、、
「じゃこれは?」
「これは気心!」、、、
「じゃこれは?、これは?、これは?」 そして二人に尋ねました。 「じゃお母さんは誰のもの?」
空:「僕、、、?」
気心:「、、、う〜んみんなのもの!」
「じゃ空や気心は?」
空「、、、、、、空?」
気心「、、、、、、、?」 もちろんお母さんは「お母さんのもの」で誰のものでもありません。
そして「空は空のもの」「気心は気心のもの」
一番大切なことはそのことだから、こんな小さなおもちゃで
けんかなんかするなよなぁと話しましたが、、、、 この話の直後に私自身深〜く自問することになりました。 「お母さん=妻は妻のものなのに、結婚制度をいいことに
いつの間にか束縛しているんでないかい?」 「こそだて」はまさに自分そだてなのかもしれません。
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