バカンスで情操教育

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ボジョレーヌーボーが解禁され、近所の商店街は、通りに風船を飾ってみたりアマチュアバンドを呼んだりとワイン専門店のみならず今年はいつもより賑やかなお祭りモードです。ボジョレーにあやかって、景気を回復させようという狙いでしょうか。学校からの帰路、試飲、試食にめざとい息子達の後を追いながら、いつもより時間がかかってしまいます(笑)。

二週間のトゥッサンのバカンスがあり、私達家族は友人家族らと共にロワール地方の古城巡りをしてまいりました。

最近、長男が絵画などに少し興味を持ち始めたのをきっかけに、休みの日を利用して美術館で名画にふれたり、名画ゆかりの地や作家の過ごした家などを訪れるようになりました。子供達の成長と共に、情操教育を兼ねてこういった場所に行けることが、最近私自身も楽しみになっています。

パリ市内は、美術館も豊富だし、車や電車で少し足を伸ばせば、近郊には日帰りで子供と一緒に訪れ易い場所も多いのは本当にありがたいです。これまでにモネの家やゴッホが最期に過ごした村やお墓を巡ったりしました。名画が生まれた場所や風景、そして作家の生き様にも自然と興味を持って、子供ながらにも深く心に刻まれている様子が手に取るように伝わってきます。

さて、ロワール地方には沢山の古城があり、とても一日や二日で回れません。子供にとっても一日1箇所、多くて2箇所くらいがベストという感じです。今回は、先ず長男が学校で習ったモナリザの作家レオナルド=ダ=ヴィンチに興味があることから、パリのルーブル美術館でモナリザを見学しさらにモチベーションを上げさせて、彼が最期に過ごしたお城クロ リュセをメインにアンボワーズに宿を取り、近辺のお城を巡りました。クロ リュセは小さなお城でしたが、広い庭の至る所に彼が生み出した機械や作品が展示されており、自由に触れることができるので、子供達はもの凄~く楽しんでいました。シャンボール城を築いたフランソワ一世、そしてフランソワ一世に招かれたレオナルド=ダ=ヴィンチという事は学んだようです。

フランスのバカンスは二ヶ月毎に二週間あるので(やっぱり多すぎですね)、親(私)はくたくたになりますが、学校はお勉強がメインなので、やはりバカンス中にしかできない色々な経験って大切かなって思っています。

そして話は変わりますが、今回のバカンス中に襲った悲劇~今年の夏にトイレトレーニング完了したはずの次男坊(現在3歳4ヶ月)が毎日お漏らししています。ざらに一日4~5回も。涙 。寒いからなのか、緊張の糸が解けたのか、一体どうしたのでしょう。 バカンス明けてもまだ続いています。幼稚園を休園させられないかやや心配しております。

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