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子どもと遊ぼう

【こそだて】のアンケート結果でも、パパに担当して欲しいことの1位は遊び相手。アメリカでは、父親の役目は男の子にキャッチボールを教える事だ、と言われたりする。他にもパパだからこその遊びや、ママにはできない・負担になる遊びもある。子どもと積極的に遊んで、カッコ良いパパ・大好きなパパになろう!

絵本やパズルを遊びつくす!

 

どのおうちにもある絵本やパズル。絵本は「読んであげたり、子どもが自分で読んだりするもの」、パズルは「形を合わせながら絵の意味や文字を覚えたりするもの」って、決めつけていたりしませんか?絵本やパズルを初めてみる子どもは、そんな風に使うもの、って知っていることはないはずなので、パパやママがそうやってしまうと、そういうものだって、思ってしまいますよね。今回は、絵本やパズルをもっといろんなことに使ってしまいましょう!という、遊びの提案です。

 


宝の山の絵本

読み聞かせって時間と心に余裕がないと、なかなか出来ないものですよね。はたまた、夜、パパが子どもを寝かせようと思って絵本を読んであげていると、子どもじゃなく、パパが寝ちゃうことは世の常。そこで、発想の転換。普段の遊びで使ってみましょう。

 

もちろん絵本の王道は「読んであげる」「聞いてあげる」になりますが、同じ絵本を使っていると、子どもも親も、どうしても飽きてきてしまいます。また、少し年齢が進むと簡単な本は卒業したくもなります。そこで、絵本を宝の山に見立てちゃいます。そうすると、卒業するまでの時間がずっと長くなります。

 

まず、普通にページを開いて、子どもに見せて読んであげます。開いているページが終わったら、ページをめくって次のページへ。普通ならこのまま読み進めるわけですが、宝の山なので、こんな風にしてみましょう。

 

ページをめくったら〜〜〜「はい、問題です!さっきのページに鳥は何羽いたでしょう?」と子どもに言ってみてください(鳥は例えです)。目を丸くして「えーっ!」となるはず。「え?クイズだったのー?もう1回!」と言ってきます。前のページに戻ってもう一度やってあげます。パパが読むのを聞きながら、絵本全体を食い入るように見てくるはず。そこからの展開はパパ次第。クイズを出して正解を一緒に探すのも良し。なかなかクイズを出さないで、ページを読み進んでも面白いですね。

 


高度な遊びに変身するパズル

幼児用のパズルにはいろんなものがありますよね。たとえば、「ひらがな」や「カタカナ」の“あいうえお”のパズルなど。ピースの大きさは利用年齢によって異なりますが、どんなものでも初めてやる時は楽しくできますが、飽きてしまうのも早いもの。子どもは、新しいこと、挑戦すること、の方が好きなので、「一度できた」ものを何回もやってくれません。そうは言っても、どんどん新しいパズルを買うわけにいかないし〜〜

そんな時は、、、

  1. はめる台を使わずにやってみよう!
    普通は、台の上の形に合わせてはめていきますが、まずは、台を使わないでテーブルの上でやってみる。枠の部分の描かれた図柄がなくなるだけで、難しさが少しアップします。「さーて、出来るかな〜〜」と子どもの挑戦心をあおってみてください!
  2. ピースを反対にしてやってみよう!
    次は、すべてのピースを裏返しにして、図柄は関係なく、ピースの形だけで組み合わせていきます。台を使っても、使わなくても良いです。小さい子ども向けのパズルだったはずが、一気に、パパも考えないと出来ないパズルに進化します。
  3. ピースの裏面に好きな絵を描いて自分のパズルを作ってみよう!
    最後は、ピースを反対にして台にはめ込み、そこに好きな絵を子どもに描かせて、自分だけのパズルを作る!ここまで使い倒せば、完璧ですね。


text: Yutaka Sugahara