【こそだて】のアンケート結果でも、パパに担当して欲しいことの1位は遊び相手。アメリカでは、父親の役目は男の子にキャッチボールを教える事だ、と言われたりする。他にもパパだからこその遊びや、ママにはできない・負担になる遊びもある。子どもと積極的に遊んで、カッコ良いパパ・大好きなパパになろう!
はね石
<河原ではね石競争>
アウトドア好きのパパなら、川に行くことも多いだろう。河原には、大小様々な大きさ・形の石が転がっている。舗装され、コンクリートに囲まれた生活をしている都会人には、土にも自然の石にも触れることは今や難しい。魚釣りやバーベキューでひとしきり楽しんだ後は、この河原の石を使って子ども達と遊ぼう。
河原に転がる自然の石は流れに削られて角が取れ、表面はすべすべで手触りも良い。普段、身近にあるコンクリートやプラスチックの手触りとの違いを楽しみながら、一つとして同じものが無い石の形・表情を観察して「何かに似ている」とか、「これとこれを組み合わせると……」など、まずは石探しで楽しめる。
河原の石の中には、平べったい石も多い。その石を使って子ども達とはね石競争をしてみよう。「はね石」「石切り」「水面石とばし」「水切り」など様々な呼び方があるが、石を水面で何回ジャンプさせられるかを競うもの。世界大会もあるという。
できるだけ平べったい丸餅やせんべいのような石を探す。握りやすい大きさの物はなかなか無いが、まずは平べったければ何でも良いという感じで子ども達に石を集めさせる。最初はうまく飛ばせないので、色々な石を投げてみて練習するためでもある。はじめジャンプしなくても、1回、2回とジャンプするようになると、子ども達はより多くジャンプさせたいと思うので一所懸命に石を探し、投げるようになるはず。投げ方は、野球の下手投げのように、できるだけ水面すれすれを水平に飛ばすようなイメージで。
投げる場所は流れが速いところは避けて、水面が静かなところで。石を投げるときには周囲を良く確認して、子ども達が投げた石が誤って違う方向に飛んでも人に当たらないとか迷惑がかからない所でやること。
うまくいけば10回以上のジャンプも。因みに、ギネス認定の世界記録は51回。
さあ、何回ジャンプさせられるかな?