子どもの視力の発達

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新生児期には0・03~0・05くらいしかなかった視力も、1歳半で0・5、3歳児では1・0くらい見えるようになります。

目は、次の5つの働きをしています。形や動きを認識する視力、眼球を動かさずに見ることのできる視野、色を識別する色覚、光の強さを感じる光覚、両目で立体的に見る両眼視という働きです。

この5つの働きが完成するのが、6歳くらいまでと言われています。ですから、小学校入学前までに視力を伸ばし、近視を予防しておくことが大切です。

近くの物ばかり見ていては、視力が発達しません。テレビやビデオは画面から離れて見るようにして、テレビゲームなども30分程度で切り上げた方がいいでしょう。近くばかりを見過ぎたら、外遊びをさせるようにして、遠くの景色を見るように促しましょう。

夜更かしも目によくありません。規則正しい生活習慣も、目の発達につながります。