親をたたく子

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親をたたく行為には、2種類あると思います。

ひとつは、何か気に入らないことがあったり、自分の思い通りにならないときに、親をたたく子。これは、自我が出てきて、自分の意志をうまく伝えられないいらだちが、親をたたくという行為になってしまうのでしょう。

下の子が生まれたとか、引っ越しなどで環境が変わり、お友だちとうまくコミュニケーションがとれない場合などにも、みられることがあります。このような場合は、子どもが何にいらだっているのかよく観察し、言葉にしてあげることが大切です。落ち着かせたら、「○○がいやだったから、お母さんのことたたいたの?お母さん痛かったよ」と伝えましょう。

もうひとつは遊びがエスカレートしてしまう場合。「痛いからやめて欲しい」こと、自分がたたかれたらどんな気持ちになるかを、そのたびごとに根気強く伝えましょう。