子どものウソ

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子どものウソにドキッとすることはありませんか。ウソをつくような子になっては困ると思って、厳しく叱りつけたりすることはないでしょうか。

子どものうち(特に小学校低学年くらいまで)は、現実と空想を別なものとして認識しきれなかったり、時間的な感覚を把握しきれないこともあるようです。そのために、ずいぶん前に買ったおもちゃを、つい先日買ったかのように話したり、テレビに映った場所を見て、行ったこともないのに「行ったよね」と言ってみたり……。

もちろん、相手を陥れるようなウソは問題ですが、子ども自身をよく見て、ウソをつこうと思って話しているのかどうかを見極めることが大切。ずいぶん前のことを「昨日」と話しても、「ウソはダメ!」なんて頭ごなしに叱らず、「行ったのは、寒いときだったよね」などと、会話の中でさりげなく修正してあげましょう。