少し前は、風呂敷を結んだり、運動靴のひもを結んだり……ということもありましたが、最近は「結ぶ」という機会が少なくなってきました。
幼稚園のお弁当はお弁当包みではなく、袋に入れていったり、運動靴も面ファスナーでとめるだけだったり……。日常生活から結ぶという動作を使う場面がなくなってきているため、ひもを結べない、また、かた結びはできても、ちょう結びができない子も少なからずいるようです。
できるようになってみれば、どうということはないのですが、教わらなければ、必要性がなければ、なかなか覚えないし、できないもの。子どもがひもを結べるかどうか確認して、教えてあげましょう。週末にはひも靴を履かせてみたり、お弁当を結わえて公園に行ったり。生活の中に少しずつ取り入れてみてはいかがでしょう。
