ビストロパパのメッセージ

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昔から、「お袋の味」や「ママの味」はあるけれど、「パパの味」って聞かない。パパがキッチンに立ち、ママとは違うパパの味を披露したり、子どもやママのために料理することでコミュニケーションの時間も増える。「男の料理」とも違う、家族との時間を充実させるビストロパパの料理講座、スタート!


初めてのパパでも大丈夫!男の為の「続く!」料理講座(料理道)

はじめまして。 パパ料理研究家の滝村雅晴です。ママと、2女(6歳と4歳)、あわせて4人ファミリーのパパです。「パパの料理を通して、家庭の幸せを創造する」事業を、株式会社ビストロパパを立ち上げ行っています。笑っているパパを増やすNPO法人ファザーリング・ジャパン(リンク)にも所属しています。「父親がつくる料理」をテーマにしたブログ(ビストロパパ~パパ料理のススメ~)を書いています。毎日連続で書き続けて2010年1月17日で1400日を超えました。


「ビストロパパ ~パパ料理のススメ~」
https://blog.livedoor.jp/tuckeym/

この場を借りて、料理がはじめての、男性、パパ向けに、「やろうかな?」から「やりたいなぁ」、そして「やってみよう!」と思ってもらえるような、話や、男の(そしてパパのための)簡単料理を紹介していきたいと思います。

私が、パパになって料理を続けて5年。最近では、すっかり週末土日の料理は私の担当に。担当といっても、自分でやりたくてやっているものですから楽しくて仕方がありません。
しかし、私も以前からいつも料理をしていたわけではありません。きっかけがありました。
長女が産まれたことです。

外食、美味しいもの大好き夫婦は共働き時代、それはそれはよく食べ、よく飲みました。でも、娘が産まれると、赤ちゃんのいる夫婦は、大人の都合で簡単に外食できません。自然に、赤ちゃんと一緒に自宅で過ごす週末になります。でも、美味しいものは食べたい。そんなとき、会社の友人が、“行正り香”さんという料理研究家のレシピがとっても簡単で、美味しいと教えてくれました。持っている料理本が、ボロボロになるまでレシピを見てつくっているとのこと。その話に、何か感じるものがあり、その日のうちに本屋で探して“行正”さんの本を1冊購入。

ものがたりのある一皿 季節のおもてなしレシピ 行正 り香 (著)

この本の料理に載っている「鯛のカルパッチョ」と「完熟トマトのパスタ」を、レシピ通り作ったところ、びっくりするぐらい美味しかったのです。ここで、スイッチが入りました。


「レシピ通りつくれば、美味しい料理ができる」

とても当たり前のことですが、本当にレシピ通り自分でつくって、その料理の美味しさに驚き、気づいたのです。レシピがあれば、今まで外食で、美味しく食べた料理すべて自分で作ることができる!これからは、自分が食べたい料理をすべて作って自宅で食べられる!
それからというもの、とりつかれたように、料理本を買っては読み漁り、毎週末新作料理をつくりました。しかし、最初はそう簡単にはいきません。料理がまずかったわけではありません。作った料理は、自分でも驚くぐらい美味しい料理ができました。ママも最初は喜んでくれていました。では、何が、うまくいかなかったって、それは・・・

  • 時間がかかる
  • 食材の費用がかかる
  • 使わない料理道具が増える
  • 後片付けができない

ママたちが、一番許せない、4大NGポイントがずらり。

時間に関して、ひどいときには、イタリアンのコースのパスタが夜中の12時近くに。スタートは、7時ぐらいだったと思うのですが・・・
レシピ通りに・・・とこだわり、イタリアンパセリを探しに、スーパーを3軒はしごしたり・・・
1年に1回しか使わない道具にこだわったり・・・しかも、しまう場所にも困り・・・
すべての鍋、ボウルを使いきり、流し台は、あふれんばかりの道具・・・ ママが片付けに2時間近くかかったり・・・
よく、ママが5年間我慢してくれたものです。(ありがとう!)

自由に週末料理をさせてもらったおかげで、今ではすっかり要領よくつくれるように。食材にもこだわらず、冷蔵庫にある材料で、子供たち大喜びのチャーハンや、パスタも自由自在(ちょっと、いいすぎかな・・・)。

数々の失敗を繰り返しながら、3年半で新作料理600近く作ってきた中から、料理初心者の男性や、パパでもできる、肩肘はらない、簡単おいしい料理レシピを紹介していきたいと思います。

※ビストロパパ自慢の調味料。ホールトマト缶に、ホームセンターで買ってきた板を重ねただけの簡易的な台。皆様も、パートナーと協力しながら、お互いに使い勝手のいいキッチンを目指しましょう。(ほとんど使うのが僕なので、ママの理解がないとできません・・・)