母乳のすすめ

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一時期に比べて、ミルクよりも、できるだけおっぱいで育てたいというお母さんも増えているようです。

おっぱいには、赤ちゃんの体の組織を作るタンパク質や、エネルギー源となる脂肪、脳や中枢神経の発達に欠かせない乳糖の3大栄養素がバランスよく含まれています。
さらに、初期の頃に出る初乳には、グロブリンという免疫が含まれていて、細菌やウイルスアレルギーの原因となるアレルゲンなどから赤ちゃんを守ってくれますか ら、できるだけ与えたいものです。

産後1カ月頃は、お母さんも体も完全に回復していなかったり、初めての育児の疲 れも出て、母乳が出にくくなることがあります。この時期におっぱいをあきらめてし まうお母さんも多いようですが、おっぱいをよく出すには、十分な睡眠と休息が一 番。赤ちゃんと一緒にお昼寝したりして、十分睡眠をとると、また出がよくなること もあります。とにかく毎日吸わせて、この時期を乗り切りましょう。