赤ちゃんのあざ

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あざは、皮膚に赤や青のさまざまな形をしたものが表れる皮膚の異常です。青いあざは、背中やお尻に多く見られる蒙古斑で、肩、腕、足などに出ることがあり、大部分は5~6才頃までには消えます。片方の目の回りやほおにある青いあざや、黒褐色のあざは、自然には消えないものです。

赤いあざは、皮膚の毛細血管が増殖したり拡張しているもの。額や眉毛のあたりにできるピンクがかった赤いサーモンパッチは、2才ころには消えるでしょう。境目がはっきりしたあざの単純性血管種は、消えないで残ることも多いようです。いちご状血管種は生後1週間ころになると目立ち、皮膚の表面が盛り上がって鮮紅色になります。6カ月ころまでは形が大きくなりますが、5~6才までにはほとんど目立たなくなります。

種類によっては、早期治療が効果的なものもあります。まずは皮膚科に相談してみ ましょう。