水ぼうそう

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水ぶくれなどの発疹が全身に出て、かゆみをともないます。熱は出る子と出ない子がいますが、発疹が出て2、3日ごろに発疹の数が増えてくると、発熱し始めることが多いようです。
合併症には、髄膜炎や肺炎、とびひなどがあります。口の中の発疹のために痛みで水分がとれず、脱水症状を起こす場合もあります。

自然経過の場合は5~14日間くらいで治ります。治るまで、軽い症状ですむ場合と、重くなる場合とがあります。これは個人差によるもので、兄弟でも全く経過が異なることも珍しくありません。症状が重い場合は、発熱や合併症を引き起こす場合もあります。

最近では水ぼうそう用の特効薬が使用できるようになり、初期から使用すると軽傷ですむことも多くなりました。軽症の場合は、かゆみ止めの薬を飲ませたり、発疹に白い塗り薬をつけます。登校や登園はすべての発疹がかさぶたになるまで停止します。