日中、おしっこを自分で教えて、トイレに行ってできるようになってくると、「さあ次は、おねしょをなんとかしなくちゃ」と思うお母さんも多いようです。
日中のおむつはずれは、成長とともに子ども自身が自分でおしっこがたまった感覚がわかるようになって、トイレに行ってできるようになるもの。でも夜のおしっこは、ちょっと違います。
夜眠っている間はおしっこを意識できませんから、あくまでも生理的な機能の問題。成長とともに膀胱の大きさが大きくなって、またおしっこが作られる量を抑えるホルモン量が多くなってくれば自然におねしょをしなくなります。これにはとても個人差があります。
早くおねしょをしなくなって欲しいと思って、夜中に起こしてトイレに連れていったり、おねしょしてしまったことを叱りつけたりするのは逆効果。生理的な機能が発達すれば自然にしなくなりますから、焦らずに見守ることが一番です。