痛がって泣く中耳炎

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熱が急に出て、ぐずったり泣いたりしたときに、耳を痛がっているようなら中耳炎が疑われます。

中耳炎は、細菌やウイルスが鼻と耳をつなぐ耳管を通って中耳に入り込んで、鼓膜の奥の中耳に炎症を起こす病気です。

風邪をひいたときに起こりやすく、熱が出て機嫌が悪くなり、なかなか泣きやまず、しきりに耳に手をやったり、頭を振る仕草などが見られることもあります。

夜間の場合など、すぐに病院に連れていくことができないときには、耳を冷やしたり、市販されている小児用鎮痛剤などを服用させることで、少し痛みが治まることもあります。

できるだけ早く耳鼻科に連れていき、治療してもらいましょう。症状が軽ければ、抗生物質の服用をしますが、膿がたまっていれば鼓膜を切って膿を出す場合もあります。再発しやすいので、薬をきちんと飲み、完全に治るまで治療することが大切です。