はやり目を予防する

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はやり目とは、流行性角結膜炎のこと。アドノウイスル8型や19型の感染によって引き起こされるウイルス性結膜炎です。潜伏期間は1週間以上で、症状としては、目やに、なみだ目、結膜の充血と浮腫・まぶたの発赤と腫れなどが起こります。結膜の充血は鮮やかな紅色で、角膜(くろめ)から離れるほど充血が強く、眼瞼結膜も充血し、発熱を伴う場合もあります。

患者の目やにが、手やものなどに触れて感染することが多いため、はやり目にかかったら幼稚園や保育園などは医師の許可があるまで登園を控えます。

予防方法としては、手をきれいに洗って清潔にすることが一番です。ウイルスに感染しないためにも、睡眠や休息をとり、体力を落とさないようにすることも大切。はやり目にかかった場合には、タオルや洗面用具などは家族のものとは別にして、こまめに洗いましょう。人混みにも出かけないようにします。