親が偏食のとき

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お父さんが納豆嫌い、お母さんが魚介類嫌いなどの場合、「子どもに遺伝するのでは?」と心配される方も多いようです。でも、嗜好は遺伝しないそうです。ただし、親自身、好き嫌いがある場合には、自分の好きなものに献立が偏ったりする場合もあり、そのためにいつのまにか似たような嗜好になっていくということはあるようです。

偏食しない子に育てるためのポイントは、離乳食を与えるときから月齢に合わせた広範囲の食べ物を取り入れるようにすること、子どもが数回食べなくても、調理法や見た目を変えるなどして工夫すること。そして周りの大人も偏食しないように心がけ、何でもおいしそうに食べることが大切。子どもは影響を受けやすいので、大人が偏食のために「これは嫌い」「おいしくない」などと言ってしまうことにも気をつけましょう。