産まれたばかりの赤ちゃんを見ていると、目が寄ってしまったり、白目になることがあります。目の病気ではないかと心配する方もいらっしゃるようですが、産まれて1カ月くらいの赤ちゃんが斜視かどうか判断することは難しいそうです。
人は両目でものを見ること(両眼視)で、距離感や立体感を把握しますが、産まれたばかりの赤ちゃんはまだこのような機能が未熟。そのため、寄り目や白目になることがあるそうです。ただし、何かを見つめる様子もみられれば、あまり心配することはないでしょう。
斜視の場合は、片方の目でものを見るようになり、片目を使わなくなって視力が極端に落ちることがあります。これを弱視と言いますが、弱視にならないように斜視を早めに発見することは大切です。心配なら3カ月検診の頃、医師に相談してみましょう。