大好きな物の本にしか興味を示さない

Pocket
LINEで送る


特定の本が大好きで、なかなか他の本に興味を示してくれないと、なげくお母さんがいます。電車が好きだと電車の本ばかり、または動物の本ばかりに興味を持つお子さんは、少なくありません。大人から見ると、同じ本ばかり見て何が楽しいのかと思うかもしれませんが、子どもは、大好きなお気に入りの本を何度も見て、とても楽しく過ごすもの。

好きなものがはっきりしているということは、自分でそれが好きだと認識していること。たとえば、電車の絵本の写真を見ながら、走っている様子や運転手さんの様子など、どんどん想像がふくらんでいることでしょう。おもちゃの電車や、実際の電車にも、興味が広がっていくでしょう。電車が出てくるお話にも、興味を持つのではないでしょうか。好きなことにじっくりつきあうことで、どんどん世界が広がっていくはずです。