無料の妊婦健診をきちんと受ける

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最近、妊娠中の未受診が問題になっています。「妊娠は病気ではない」と言われますが、健診を受けることは、お母さんと赤ちゃんの健康状態の把握はもちろん、気になる症状があれば改善のための指導や治療を行うなどの重要な意味があります。未受診分娩は飛び込み分娩とも言われ、受診しているお母さんから産まれる赤ちゃんに比べると、2500グラム以下の低出生体重児になる割合や死産が多いという調査結果も出ています。

妊婦健診は基本的に、妊娠23週(妊娠6カ月)までは1カ月に1回、24週から35週(妊娠9カ月)までは2週間に1回。36週(10カ月)以降は1週間に1回というのが目安です。母子手帳を交付されるときなどに、自治体から無料受診券を数枚もらえますので(無料妊婦健診の回数は、自治体により異なる)、活用しましょう。