「叱る」と「怒る」は違う、手を上げる前に

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最近「叱らない子育て」ということも言われ、子どもを叱ることは、よくないことと思っているお母さんお父さんも少なくありません。もちろん、家の中で危険なものを遠ざけるなど、叱ることが少なくなる環境を整えることは大切ですが、制止する必要がある場面は、生活の中で出てきます。またそのような事があるからこそ、子どもも経験として「こういう時には、これをしてはいけない」など、体験として学ぶことができます。
 
たとえば、電車の中で騒いだり、座席が埋まっているのに「座りたい」とだだをこねたり……。親が子どもを静かに叱り、毅然と制止する姿勢は、子どもにも伝わります。短く静かに諭す姿勢が大切です。子どものテンションが上がってしまい、がまんができないようなら、電車の場合は途中駅で降りるなど、状況を変えましょう。