熱と赤い発疹は溶連菌感染症を疑って

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溶連菌(ようれんきん)感染症とは、細菌感染が原因で起こる病気。風邪と似た症状ですが、風邪とは全く違う病気です。突然38℃以上の高熱が出たり(37℃台のこともある)、咽頭炎や扁桃腺などのどの痛みが強くなることがあります。舌がぶつぶつしたり、体や手足、口の中に小さな赤い発疹が出ることもあります。のどが痛くなるので、食事はのどごしの良いものを与えてあげましょう。
 
細菌感染によるものなので、抗生物質による薬物治療が大切。医師の診断を受け、処方された抗生物質を飲むと、2~3日で発熱や痛みはよくなります。ただし、薬を自己判断でやめてしまうと、再発したり、リウマチ熱や腎炎など重い後遺症にかかってしまうことがあります。処方された薬はきちんと飲みきり、医師の指示に従って、再度、診察を受けるようにしましょう。