地震や災害などを体験したり、テレビで衝撃的な映像を見ると、子どもの心が不安定になり、親への依存が強くなります。赤ちゃん返りをしたり、親にまとわりついたり、ぐずったり泣きわめくこともあります。
可能なら、できるだけ子どもと一緒に過ごし、ひざに乗せる、肩を抱く、手をつなぐなど、スキンシップを心がけましょう。
「がんばれ」「しっかりしなさい」などの叱咤激励ではなく、「大丈夫」「守ってあげる」など、包容的な言葉がけをしましょう。子どもは何度も同じ話をすることがありますが、ちゃんと聞いて、感情を吐き出させてあげましょう。いつもと同じ生活は、子どもの心を安定させます。子ども同士遊ばせたり、絵本を読み聞かせたり、お絵かきをした……。子どもができることがあれば、お手伝いを頼むなど役割を与えましょう。