元気だった赤ちゃんが、突然命を落としてしまう、乳幼児突然死症候群(SIDS)。日本では毎年、約150名くらいの赤ちゃんが亡くなっています。
1歳未満、特に生後2カ月から6カ月の赤ちゃんに多くあり、原因はわかっていません。うつ伏せ寝、人工栄養哺育、保護者等の習慣的喫煙が発生の危険性を相対的に高めると厚生労働省から発表されています。粉ミルクでの育児がSIDSを引き起こすということではありませんが、可能なら母乳で育児しましょう。
両親が喫煙する場合にSIDSの発症率が高いため、妊娠中、授乳中の喫煙はやめましょう。医療上の指示がある場合以外は、仰向けに寝かせるようにしましょう。
もし、赤ちゃんを亡くすことがあったら、SIDS家族の会というNPO法人などがサポートしています。問い合わせてみましょう。