「甘えさせること」と「甘やかすこと」

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子どもを甘えさせることが大切と聞くと、「親が子どものいいなりになって甘やかすことになるのでは?」と心配になるかもしれません。甘えさせることと、甘やかすことは違います。甘えさせることは、受け止めること。心細くなったり、眠くなってせがまれて抱っこする行為は、温かく受け止め甘えさせること。これに対して、「おもちゃを買って!」と駄々をこねられて収拾がつかず、予定していないのに買ってあげるのは甘やかしです。
 
甘やかしばかりしていると、その都度、親の対応が違うので、子ども自身、駄々をこねれば要求が通るのかと基準がわからなくなってしまいます。
 
「おもちゃ欲しいね」と気持ちを受け止め、「でも、今日はお金がないから買えないよ」などと行動とは区別して伝えましょう。気持ちを受け止めるだけで、落ち着くこともあります。