お手伝いの役割を

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下の子が生まれて「上の子が言うことを聞かない、まとわりついて何もできない」という訴えをお母さんから聞くことがあります。「ちょっと待ってて」「あっちに行ってなさい」という言葉ばかりかけられていると、子どもは受け入れられていないと感じ、寂しい気持ちを持ってしまいます。

忙しいお母さんはぜひ、子どもにお手伝いをしてもらいましょう。子ども自身もお手伝いすることで役に立つという自己有用感が育まれます。

「ちょっと赤ちゃんを見ててくれる?」「これをお父さんに持って行ってね」など、ちょっとしたことでもお願いして、達成したら「助かったよ」「ありがとう」と言う言葉をかけましょう。「一人じゃできない」と甘えが強くなっている上の子も、自分を頼りにしてくれていると思うと、少し落ち着いてくることも多いものです。